普段は短小なのに勃起すると異常にでかくなるタイプのチンコの仕組み

質問

通常時は親指程度なのに、勃起時は15cmだとか、18cmだとか、めちゃくちゃ大きくなる人が少なくありません。これは、普通のペニスとどのような違いがあるためでしょうか?

何故、そこまで大きく勃起する人としない人がいるのでしょうか?

例えば、しみけんは通常時3cmしかないのに、勃起すると15cmまで膨れ上がります。

通常時3㎝なのに、勃起時は15cm!?しみけんのペニスサイズ!

回答

通常時のペニスは小さいのに、勃起時には大きさが全く異なる人は稀にいます。
ペニスのサイズには個人差が大きく影響しますので、必ずしも一元的に理由を説明できるわけではありませんが、文献的報告も含めて考えてみたいと思います。

まず、平均的なペニスのサイズについて見ていきます。泌尿器科では、ペニスの長さということについてもしばしば学術的に論じられており、格調高い学術誌にも文献が掲載されています。

近年、巷(泌尿器科医の間)で話題になった論文として、2015年にBJU Internationalという雑誌に掲載された1本の報告1)があります。

この雑誌は、インパクトファクターが4点台で、比較的質の高い研究でないと掲載されない学術誌です。
この報告では、1万人以上のペニスの長さに関する研究を統合的に解析し、長さと太さについてどれくらいが平均的であるかを検討しています。

結果として、弛緩時のペニス長としては平均9.16㎝、非勃起時のペニスを最大限引っ張った長さ(伸展させた長さ)が平均13.24㎝、勃起時の長さが平均13.12㎝というものでした。

ちなみに外周については、弛緩時には9.31㎝、勃起時に11.66㎝という結果が示されています。(※伸展させた長さと勃起時の長さは概ね等しいことが知られています)

次に、2017年にArab Journal of Urologyという泌尿器科の雑誌に掲載された報告2)を御紹介します。

この報告の中では、年齢とペニス長の関連について検討しています。

結果として、まず解析対象となった男性223人の平均弛緩時サイズは9.8cmでした。
また、伸展時の平均サイズは12.6cmでした。

この223人分のデータを統計解析し、年齢とペニスのサイズの相関関係を導出した結果、高齢になればなるほどペニスの弛緩時の長さが長いという結果を得ています。

20歳から59歳までの弛緩時の正常値の範囲は7cm~12cmであり、その年齢群の弛緩時の長さの中央値は9cmで一定でした。

ところが、それ以上の年齢群だと弛緩時の長さが中央値11cmと、若年群よりも2cm長いという結果が得られています。

つまり、弛緩時のペニスの大きさが増大することを示しています。

伸展時におけるデータも同様の傾向で、高齢になると陰茎の長さが長くなる傾向にあることが示されています。

これらのデータの特徴として、例えば年齢が20代と40代を比較しても、差はありません。

しかし、60代になると長さが長くなっているのです。

時代が変われば同じ年代でも平均身長などの体格のデータも変わりますので、「昔の方が、ペニスが長い人が多かった」という考え方をすることもできますが、おそらくは高齢になると支持組織が脆弱になることの影響が大きいと考えた方が自然でしょう。

恥骨からペニスにつながっている靭帯が緩むのか、それとも海綿体自体の収縮が悪くなるのかはわかりませんが、「ぶら下がっているものを支える力が弱くなる」または「きちんと収縮できなくなる」ことで、高齢になるとペニスの長さは長くなるのでしょう。

この報告で示されているデータとしてもう1つ注目すべきデータがあります。

それは、弛緩時と伸展時のペニスの長さの相関関係を見たものです。
そのデータを見ると、きれいに相関していることがわかります。

つまり、基本的には弛緩時に小さい人は伸展しても小さいし、弛緩時に大きい人は伸展しても大きい傾向があることがわかります。

しかし、全体としてきちんと相関していても、日常生活でペニスの長さに注目するのは通常1本~せいぜい数本ずつ向き合うということが多いでしょう。

その中で、例えば下記のような3人がいた場合、どう感じるでしょうか。

A:弛緩時7㎝→伸展時13㎝
B:弛緩時12㎝→伸展時13.5㎝
C:弛緩時10㎝→伸展時11㎝

データから見ると、上記のような3人組に出会うこともあり得ます。

このように、数百人集めて統計をとれば「小さい人は勃っても小さいし、大きい人は勃ったらもっと大きい」

という結論にはなるものの、個別のデータを見ると「意外とそうでもない」という印象になるわけです。

これが、質問者様の違和感の原因ではないかと思います。

ただし、陰茎が外的要因によって縮んでいる場合もあります。例えば寒さです。
ペニスが寒さで縮んでしまう理由についてですが、これはいたってシンプルな話です。

ペニスには陰茎深動脈やラセン動脈をはじめとする多くの血管が分布していて、血流を増大させてそこに疑似的なうっ血状態を維持することによって勃起を維持しています。

しかし、血流が多いということはそこから逃げる体温の量も多いということなので、体温の低下を感知したらペニスの体積をなるべく小さくして血管を収縮し、そこから熱が逃げないようにする適応機構が働くのです。
これによってペニスは寒いと縮んでしまいます。

寒さ以外に、緊張している状態でもペニスは縮んでしまいます。緊張している状態では、体の中で交感神経という自律神経が優位に働いています。

交感神経は様々な臓器に分布しており、場所によって作用が異なっていますが血管に対しては収縮を促す働きがあります。

先ほども述べたようにペニスが勃起する際には多くの血液がペニスの中でうっ血する必要があります。

うっ血の際には血管の拡張が必須ですので、交感神経が優位で血管が収縮している状態ではペニス内に十分な血液を送りこむことができないので勃起できないのはもちろんのこと弛緩している状態でも縮んだ状態になってしまうわけです。

初めての性行為の際に男性が勃起を維持することできない理由の一つに緊張することによって交感神経が優位になってしまうことを考えると理解しやすいと思います。

以上より、弛緩時と勃起時の長さの乖離については、個人差と、寒さや緊張などの外的要因によって印象が変わるということです。

参考文献
1) Veale D et al. BJU Int. 2015 Jun; 115(6):978-86. Am I normal? A systematic review and construction of nomograms for flaccid and erect penis length and circumference in up to 15,521 men.
2) Hussein NS et al. Arab J Urol. 2017 Jan 28;15(1):68-73. Reference range of flaccid and stretched penile lengths of adult males in Baghdad: A cross-sectional study.

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